英語と日本語の発音の違いの理解する方法
投稿日2021年11月27日
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タグ 英語 発音はじめに
母国語が日本語の人が英語を学習する目的で、英語と日本語の発音を比較した。
IPAと呼ばれる音声を表す記号を用いて比較した。WikipediaののIPAのページに書かれている図表に、日本語は黄色マーカーを、英語は青色マーカーをひいた。
母音
英語
日本語
子音
英語
日本語
学習方法
母音、子音どちらの図表も、人の顔を横から、左側に口があるように見たときと対応関係になっている。
日本語にはないが英語にはある音を集中して学習する。例えば、子音では、f v θ ð , ʍ w, ɹ l など。
f
日本語の「ふ」 /ɸɯ/ の発音に似ているが、違う。「ふ」/ɸɯ/ は両唇で発生するが、/f/ は上の歯と下の唇で音を出す。
v
/f/ を有声音にしたもの。 日本語には存在しない音であり、日本語の「び」 /bi/ と区別がつかない場合が多い。
θ
日本語には存在しない音であり、日本語の「し」 /ɕi/ と区別がつかない場合が多い。 /θ/ は上の歯と舌で音を出す。
ð
/θ/ を有声音にしたもの。
w
日本語の「わ」 /β̞/ の発音に似ているが、違う。「わ」 /β̞/ より口を丸めて、前に突き出して発音する。
ʍ
/w/ を無声音にしたもの。
l
日本語の「り」/ɾi/ の発音に似ているが、違う。「り」は舌を上顎に当ててはじく音であり、舌の動きが速い。/l/ の場合は、歯に舌を当ててゆっくり舌を動かす。「んり」というと近い。
ɹ
日本語の「り」/ɾi/ の発音に似ているが、違う。舌を上顎にあてない。「うり」と言うと近い。
æ
日本語の「あ」/ä/ の発音に似ているが、違う。「え」と「あ」の中間の音。
ə
日本語の「あ」/ä/ の発音に似ているが、ちょっと違う。「う」と「あ」の中間の音で短く発音する。
ɑ
日本語の「あ」/ä/ の発音に似ているが、ちょっと違う。口を開き喉の奥で長めに発音する。
I
日本語の「い」/i/ の発音に似ているが、ちょっと違う。「え」と「い」の中間の音で短く発音する。
u
日本語の「う」/ɯ/ の発音に似ているが、ちょっと違う。唇を丸める。
ʊ
/u/ の発音に似ているが、ちょっと違う。。。「お」と「う」の中間の音